お仲間より、緊急応援依頼を受ける。
Iorが突然50mAを突破、Ioで100mA程度。
テナントビルにて絶縁調査を実施するために、夜間、2時間停電許可を貰う。
屋上キュービクル側で送り出しを調べていくと、5階空調機械室送りが該当した。
該当回路を即解放。
5階に降りて、空調機械室動力盤の主幹を解放しても、上位で、0.05MΩ???
分岐回路があるんじゃねーかと、管理人室にて図面を漁る。
竣工時の電気図面にて幹線系統図を調べてみるが、
そのほかにぶら下がっている分岐回路は皆無。
幹線が悪いのかい??
そんな事例はめったに経験したことが無く、幹線の絶縁を1本づつ当たってみることに。
試しに空調機械室側の床から出てきているQBからの送りケーブル接続部のボルトをインパクトで外して、
ケーブルを浮かしてみると、S相の裏側からポロリと何かが落ちてきた。

犯人はお前だったのか?
このボルトがいつ端子台の裏側に落ちてきたのかは、誰にも分らなかった。
幹線絶縁は50MΩに回復。
Iorは5mA程度まで下がる。
地絡の原因がつかめて、良かった、良かったと言える。
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- 2022/07/03(日) 10:52:25|
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