最近の突然の雷雨に備えて、日が暮れる前に引き継いだ現場に入る。
今日の作業は私一人である。
ハラハラドキドキ。。
DGRをよく見るとエナジーサポート。
私の今までの経験では、恥ずかしながら戸上しか触ったことはないが
基本原理は同じでしょ。

VT,LA内蔵型。
端子台を見るとT端子とP1端子が隣り合わせ。
危険が危ない。クリップを繋ぐ際に短絡させそうだ。
絶縁テープで上から被せる。

雷雨の中、屋外のDGR試験は実施したくないので、早めに単体要素だけ測定実施する。
いつものようにVaを外すと、自己診断ランプが点滅。
各試験コードを繋ぐ。

新しく入手したHONDAの携帯バッテリー(LIB-AID E500)
から試験機にAC電源を貰う。
とても軽くて、使い勝手が良い。
これから重宝しそうだ。
停電させずに全要素を単体で測定できたが、少し値が変???
動作時間特性で
130% 0.26Aで175msec
400% 0.8Aで 176msec
戸上とはあきらかに特性値が違うな。
値に殆ど変化が見られない。
ま、規格内に入っているから宜しいか。。
さて、真夜中に作業開始、
幸い雨は霧雨程度で作業に支障はなかった。
連動試験でPASを飛ばし、放電後、
関電工さんが
PAS1次側に短絡接地器具を取付、
VCT、計量メータの取り換え作業立ち合い。
作業の邪魔にならないように、先に高圧メガ、低圧メガ測定を行い
屋内分電盤のマグネット回路の測定も終わらせ、後ろにて待機。

作業者の年齢を聞いてみると、皆さん私と同世代。。
年を取っても、悠々自適とはいかないですなと
真夜中の誰もいない工場で、乾いた笑い声が響く。
最終、高圧メガ一括にて異常の無いことを確認。
次にLBS2次側にて
接地抵抗計を簡易モードにし、
相間短絡がないことをRS,ST,TR間、測定確認し、送電。
年寄りには夜間作業はきついな。。
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- 2021/07/30(金) 09:14:17|
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